その仕事「できる」と思って受けたのですか?

英語Terakoyaです。

先日通訳案件の話ですが、初めての通訳、それもいきなり会議商談、ということでやはりかなり不安になるのが当然です。

とくに専門用語の類は、知識がなければどうしようもないし、事前資料の提供があるかないかで気持ちの負担もずいぶん違いますよね。

かなり大きいチャンス、とみなすか、かなり高い壁、とみなすかで、気持ちの持ちようは変わってくると思います。

そして私の経験を聞かれました。

「そんなとき、できる、と思って引き受けましたか?」

いえいえ、そんな自信などあるはずもなく、躊躇しますよ。

ちょっと返信メールに悩むわけです。。。こんなハードル高い仕事、そんな人たちの前に立って講義してるの想像しただけで心臓バクバクしてくる。。

でも先方は、私を選んで、依頼して来てくれている=できるとみなしてくれている、

いや、できるかどうかなんて想像もつかないけど、これを断ったら、このあとの紹介もくるかはわからないし、自分のスキルだって、今のままで止まってしまう、

それでいいのか???

と葛藤をしたあとに、

「やらせていただきます」

とのメールを返信し、

「え~、どうしよう!受けてしまった!」

と子供らの前であわてまくる、そして

「受けたんやろ、やるしかないやろ」

と冷静に言われ、そうよね、自分で決めたんだもん、

と急ピッチで準備にかかる、

とまあ、こんなサイクルでしたね。

受けてしまったら、先方から良い評価を頂けるように頑張るしかないので、

”できない”というのはあり得ないのです。。。

とくに、講師業ですから、依頼先が、一連の講座終了時に、受講生にアンケートを必ず取るのです。

で、それを依頼先も見ますし、私ももちろん見せられます。これ、本当ドキドキです

それプラス、スコアの伸びもデーターにして後日届けられます。

依頼先は、生徒からのフィードバックとテスト結果、それを総合的に見て、継続してその仕事を依頼するかどうかきめるわけです。

「次回もぜひお願いしたいと思います」

とのメールをいただいて、初めてその仕事の評価結果がわかるので、依頼を受諾してからの時間がかなりかかります。本当、心臓に悪かった。。。

依頼先は、実にこのアンケートをよく見ているわけですよ。アンケートといえば、以前、大手進学塾の小学校高学年を教えいたこともあるのですが、

そんな小学生たちにも、塾はアンケート取りますからねえ~、プラス、校舎間でテストの平均点も出して見せられますし素直な子供たちの声

(*塾の場合、ここに、保護者参観日もついてきます💦💦💦申し訳ないのですが、その日は、無理やり保護者の方々の存在を視界から外してレッスンしていました、、、)

普段、人からの自分への評価を目にすることはないと思います

戦々恐々とするのですが、そういう他者の評価を可視化・数値化されることによって、自分のスキルアップにつながっていったと思います。

人の評価をもらえるというのは、実はありがたいことなのです

 

この前の一時帰国の時に、起業して活躍している知人たちと話した時も、同じような話になりました。

めっちゃハードル高いお話をもらったとき、心の中では、え=!!???どうしよう、できるかどうかなんてわからん、とおもうのですが

「わかりました。やらせていただきます。」

と表面上、余裕な面持ちで受ける→寝る間を惜しんでそのための準備をする→当日涼しい顔をして、それをこなす

と知人たちも言っていました。

つまり、大きな仕事になればなるほど

”できる”

なんて確信をもって受けることはない、受けたからには、望まれているレベルの仕事をできるように準備する

です。だから、まずは、

”やるかやらないか”

それを自分で決める、つまり、今の自分のままでいいのか、よくないのか、

だよ~、友人に答えました。

 

なんだかこうして書いていると、かなり、プレッシャーのかかる状態で仕事してたのね、私、と思ってしまいました。

今こんなにのびのびしていて大丈夫だろうか。。。。なんて思ってしまいました。

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