通訳案内士試験2017の巻~その2~

husimiinari英語Terakoyaです。

去年は、東京会場で受けたので、今回は同じところはいやだ、と関西会場、京都の龍谷大学で受験。

前日に下見をしてそのまま会場近くのホテルに泊まって、集中したかったのでそうしました。そして

今、外国人観光客のNo.1人気の伏見稲荷大社が徒歩圏内なので、前日にお参りに行ってきました。

(稲荷神社は商売繁盛だろー!いえいえ、ちゃんと合格守りもありますよ)

はるか昔、京都で大学に通っていた時に、龍谷大学といえば、愛車JOGに乗って、はるばるテニスの試合に行った思いでしかなく、

 

ましてや、そのころ、神社に興味もある筈もなく、初めての参拝でした。

「ん?今夏祭り?お正月?いやちがうよね?」

はたまた

「ここは浅草か?」

というぐらい、12月の寒空の下、着物や浴衣(さむっ!)をきた外国人(主に中国人)でものすごい混みようでびっくり!

外国人がゆうに2000万人をこえ、2020年には4000万人の外国人観光客を!という政府の目標が現実に感じられました。

もちろん、その陰には

Japan rail pass(日本铁路周游券)

や、海外での日本政府の観光誘致キャンペーンがあってのこと

もちろん、ここは面接試験に出される可能性大のところなので、色々プレゼン準備含めて調べていたので、

「ほー、これがあれね、なるほど、キツネが口にくわえているものにはそれぞれ意味があって;;;」

などと完全ガイド目線。

あの有名な千本鳥居。山のふもとまで行って、人の流れに沿って登りそうになったのですが、あれを全部歩くと2時間近くかかるとか(調べたところに書いてあった)、

いや、ちょっと待てよ、周りは、カップルや、家族連れでみんな楽しそうにあるいてるけど、私、一人でこの中を2時間歩くの?いやいや、多分そのころには夕方、神社にそんな時間まで居るのは良くないし、最終確認もしたほうがいいだろうし、やっぱ帰ろっと!

と行きかけて又後戻りしてホテルへ帰りました。

しかし、この由緒ある神社の鳥居の前にこれはあかんでしょこののぼり。。。。

 

くらべてみよう~!

英語Terakoyaです。

興味のあったIELTSのテキストやっと届きました

英検、TOEFL, TOEICはたっぷり教材があるので、いろいろ考えてみよっと!

 

論理的思考能力のない末っ子の場合、IELTS,TOEFLは難しいかも💦

そうかといって、TOEICはビジネス用語がおおいので、とっかかりが面白くないかも、

でもアカデミックの単語に比べれば簡単だからなあ~

けど、ビジネスの状況が頭にないから、おもしろくないかもねえ。。。

などなど、それぞれ良いところ、悪いところ、考えて、どれを意識して勉強させていくか、ちょっと考えてみよー!

難を言えば、英検は準1級以上が上海ではうけれないこと、そして、TOEICも日本と比べると、かなりの割高の受験料になる、ということでしょうか。

そうそう、それから,日本だとそんなに急がなくても申し込みできるけれど、上海の場合は、TOEFL iBTは何ヶ月も前から申し込んで置かないとすぐに満席で受けれなくなるんですよね。

ILETSもきっとそうでしょうね、なんせ、人口多い上に、海外大学を目ざす人数が日本と比較ならないくらい多いですからね。

だって、この前、上海にいた時に、近所を歩いていて

「あ、あの子、大学の子!」といって居ましたもん。

彼は上海に帰ってきても、高校の同級生はいなくなっていても、大学の同級生と遊べるんです(笑)

通訳案内士試験2017の巻~その1~

英語Terakoyaです。

再度二次面接に向けて再開したのは4月(遅すぎだろ

その間、どうしてもやる気にならなかったのと、他にとりくんでいたこともあったものですから➡言い訳(~_~;)

英語はプレゼンはある程度まとめていたので去年のにつけたしで

中国語は圧倒的にプレゼン用意しているものがすくないので、出そうなものから少しづつ作文して、先生に添削してもらい、ということからやりました。

いろんな観光にかかわるサイト、日本語、中国語、英語、で色々さがしながら抜粋したり、それをもっと簡単な自分の言葉に直したりしながら、つくっていきました。

しかし、特に英語はものすごい量になり、こんなのどうやっても覚えれるはずがない!

ガイド試験のあらゆる情報を提供してくれるサイトがあるので、直前になると、最重要予想問題❣のようなものをマメに発信してくれます。

そのお題の中に、用意してないものがあればさらに用意して。ただし、中国語まではとても追いつかないので、中国語は、最重要項目を覚えて、そこから出ることを祈りつつ、そこにないことでも、自分が話せることに関連付けして、話を持っていけるように、ということを考えました。

考えただけで、それができる、というのは別ものでむずかしい

試験が近づくと、去年のトラウマがよみがえり、

”両方だめなら、また一からだ”

という不安が大きくなり、とにかく、普通にやれば(去年のような意地悪な誘導にひっかからなければ)英語はいけるのだから、と自分に言い聞かせる日々。

やはり、プレゼンの2分という時間の感覚をつかむのと、予期せぬ質問への対応の仕方の練習、というのが最重要項目です。

そこで思いついたのがオンラインレッスン!

どうせなら、中国語もやってしまえ!ということで直前40日間、両方を毎日受講することにしたのでした。もうこの時期からは、とにかく英語合格にシフトしていましたので、中国語はほぼこのレッスンとプレゼン資料を少しおぼえるぐらいの勉強しかしていませんでしたね。でも、毎日、先生と会話する、というだけで、やった感ありでした(笑)

1.逐次通訳→英語は、NHK world Englishなど聞きながらメモ取練習(以前通訳講座を受講した時に、メモとりのやり方は学んでいます)

中国語は、先生に日文を読んでもらい、それを訳して訂正してもらう。英語は、その後に、そのメモを見ながら訳したり。。。

 

2.プレゼン→3枚のカードを見せられ、30秒の間に、トピックを選び、話す内容をざっと組み立てます、たった30秒

本番は、テンパってしまう場合が多いので、そして今までの受験生の様子からして2分ものプレゼン原稿はながすぎる、つまり、1分30~40秒ほどで十分、という話

2分って、相当な内容が話せるんですよ、やってみてください(笑)

特に外国語なんで、考えながらしゃべるので、なんか長すぎた?と思っても、まだ時間ある、そんな感じです。

とにかく、毎回、先生に、準備の30秒、スピーチの2分を計ってもらいながら練習。これかなりのストレス。。。。

けど、本番なんて、試験官の目の奥に鋭いヒカリを見てとりながらの緊張状態で、笑顔でやらないといけないわけですから、それ以上のプレッシャーですから、

結果的にこの日々の苦行が役に立ったと思っています。

中でも、外国人視点からの質問が、本当によかったし、本番にいきました。先生方の中には、やはり私のようにガイド対策をする方を教えた経験を持っている方もいて(というか、私は、同業の勘で、そういう、優れた先生を見抜いて、ストーカーのようにしつこく予約しまくりましたから(爆笑))、時には、日本の文化のことなど私より知っている、というのも珍しくなかった→私がしらなさすぎ

いつもは朝に中国語、午後に英語を受講していましたが、土曜日は午後に用事があって無理。

そうなると、どうしても夜の受講、私はおそい時間が苦手なのでちょうど晩御飯の時間になりました。

この40日間だけは、”ごめん、二人でご飯食べてきて”と主人と末っ子は二人でご飯にいき、私はレッスンを受けていました、いやあ、良くやりましたよ、われながら。(自画自賛)明らかに前年とは力のいれようが違いましたね、人間、あとがない、と思うとやるものです

そしてこの時期、初めてブログを休止しました。

何かを手に入れるには、何かを手放さなければならない

と思ったからでした。

英語と中国語、それぞれの先生方から、励ましを受けてその日を迎えました。

日本でまでも替え玉受験!やめてくれ~😢

英語Terakoyaです。

きのう、IELTSのことを書いたばかりですが、なんと!

中国人が、IELTSを頼まれて替え玉受験してつかまった!と。

それも私がエクステンション講座でTOEICを教えていた同志社大学で!

 

これ、中国ではよくあることで、ネット上で、替え玉受験を依頼して、というのが普通に横行しているようです。

我が家もいってみればその被害者です

 

次男がアメリカへ学部留学の準備をする中で、SATを受験しなければなりませんでした。中国へ来る前に調べると、上海でもSATは受験できる、と。

 

ところが、上記の替え玉受験が頻発したために、彼が受験しなければいけない年から、中国でSATが受けられなくなってしまいました

よって、日本へその都度(3度うけました、って1度はかれが会場間違えてうけれなかったのですが➡詳しくは過去ログを)帰国して受験せねばなりませんでした。

この手の試験、試験自体が高額なうえに飛行機代、宿代までもですから

TOEFLは3万円近いですし、IELTSもそれより若干やすいですが2万円半ば、SATはドル建てだった気がしますが、為替相場によりますがinteranationalで受けるので1万円はゆうに超えます。

英検の数千円、TOEIC5,6千円とは全然違うのです

 

それだけならまだいいのですが、受験できなくなった中国人が、日本に一斉に受けにきたものですから、各会場、あっという間に埋まってしまい、

今までの感じで申し込んでいた日本人が逆に受けれなくなり、海外に受けにいかなきればならない、という事態まで発生したという、本当に迷惑な話なのでした。

今度はついに、日本で替え玉受験をやったのか!?

 

逆に、例えばTOEFL iBTを外国人がこちらで受けるとき、次男のときですが、

受験票に写真あり、パスポートも持参、なのに、外国人だけ

パスポートの顔写真の部分を開いて、それを顔の横に持ってきて、白い壁の前に立たされて、写真を撮られての受付だった、とか。

まるで犯罪者

外国人、外国で犯罪なんてしないでしょ、普通。それより、替え玉受験の可能性のある方を念入りにチェックしてほしいものだわ、と思ったものでした。

 

まあね、そんな依頼をするような人は、もし、それを留学に使おうとしているとしたら、留学してから、サバイバルできるはずがありませんけれどね。

 

通訳案内士試験2016の巻ー(2)-

英語Terakoyaです。

真っ青な私、だって2015年の12月、奇跡的にHSK6級に受かっただけで、中国語で、日本の地理歴史、社会、文化、観光の事などはなせるはずもなし。

さらに恐ろしい逐次通訳なんてできるはずがない。

どうしよう…一言もしゃべれなかった・・・・あるのはその不安だけ。

英語も同時受験で準備しなければならないので、ほとんど中国語にさく時間なんてなし。

後半のスピーチで、喋れるトピックが3つの中にない、ということもかなり高い確率でありうる。

二兎を追うものは一兎をも得ず、になってしまうから、中国語の2次は見送ろうか、とも悩みました。

が、そこは変な意地があって、

”そんな逃げるようなことをしてはいけない”

と両方受験。いらんから、そのよけいな意地

 

面接官は日本人とネイティブが一人ずつ。

日本人の方は、大学教授のような方かプロの通訳案内士。これは一目でわかります。

ネイティブの方は、やたら日本に詳しぃ(そう、受検者以上にくわしい)人か、この時に雇われた日本に関する知識が乏しい人、に大別されます。

どちらのタイプになるかで明暗分かれます。

英語は、すぐにネイティブの目を見たらわかりまし、この人、詳しい、って。日本人も通訳案内士。厳しい戦いになりそうだと💦

自分のスピーチへのQ&Aでやってはいけないミスを犯してしまいました。

神社に関するスピーチをして、神社の数を聞かれました。

しらない、、、こういうときは、推測なり、なんなりとりあえずしゃべって、

「詳しい数は、またおしらべしてお伝えしますね」

というべきなのです。(ガイドと観光客の設定ですから)

頭ではそういえ!といっていっているのに、”よくわからないのですが”といいたくないもう一人の自分がいて、なんとかそれをごまかそうとしたのですが、

そのネイティブ、執拗にどこまでも数字を言わせようと意地悪な誘導尋問。まんまとそれに屈してしまいました。

ちなみに日本の神社の数は約8万ですよ、皆様!

(今ならお寺の数、祭りの数まですらすら言えますよ(笑))

それでテンパってしまい、大きなミスをおかして、撃沈されました。

 

上海にきて、英語を使う機会がなく、ましてやこのQ&Aセクションの応対練習を全くしてこなかったから、の結果でした。

直前に受けた模擬面接でも、各評価項目ともすべて満点をもらい「よく勉強されてますね」とお褒めの言葉までいただいたのですが、試験は水ものです・・・・・

 

午前中英語、それもひとグループ4,5人なのですが、その最後。

そして30分ほどしてすぐに中国語の受付。そして今度グループ一番。

つまり、頭を英語から中国語へ切り替えるのがそうでなくてもできないのに、この時間のなさで余計できない、という、本当に悪い条件での面接になりました。

まあ、もともと中国語は”逃げずに参加することに意義あり”で受けているからいいのですが(笑)

 

中国語は、とにかく、一言もしゃべれない恐怖、しかなかったのですが、最初の逐次通訳の最初の言葉で撃沈されましたよ。

ちなみにその時の日本文です。あまりの固有名詞の多さにメモ取すら、手が震えました。

そしてこれ、恐怖のまさかの一文ですよ、これでも!

「迎賓館、赤坂離宮はかつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、1909年に東宮御所として建設されたもので、当時日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本に置ける唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築です。」

最初の二つの単語を聞いた段階で、頭のなかまっしろ

中国語の方が厄介なのは、例えば、英語なら「浅草」は「Asakusa」でいいのですが中国語は中国語読みができるので「qiancao」になるわけですよ。

一年前の私には上に出てくる固有名詞、完全には読めなかったのです(今は大丈夫ですよ😉)そしてこの一文の長さ、主語と動詞?もう完敗。

さらに次の2分間のスピーチ。幸運にも少し準備していた

世界無形遺産「和紙」がトッピクにぁったのでそれを選び、沈黙、ということは回避しました。UNESCOの中国語も覚えましたよ「联合国教科文组织」

だけどQ&Aで和紙の作り方を聞かれ…もちろん、英語では説明できましたが、一年前の私には中国語でそんなの無理、身振り手振りを交え、知っている単語で懸命に説明。

まあ、冷や汗も出ない状況でした。

 

けど、逃げずに、中国語も受けた自分には、少なくとも納得。

 

そして、まさかのダブル不合格!!(笑) 二兎を追う者は一兎をも得ず、地でいきましたね、まあ、最悪のシナリオがそのまま具現化(笑)

幸い、この一年に一度しかない国家試験、ちなみに今年の全言語最終合格率は15%台、中国語だけ見たら8%前後ではないでしょうか、

でも、二次面接でだめでも翌年もう一度だけ受けれます。

 

英検は2次面接、確か4回まで受け直しできると思いますが、こちらは一回。だめなら、次は一次試験すべてまた受けなおし、という地獄しかない・・・

 

そして、私は翌年へと、希望をつないだのでした、英語に関しては、ひどく落ち込みましたが。。。浮上するには春までかかりましたかね

そういえば去年のそのころは、長男が無事単位をとって卒業できるかどうかのハラハラの時期でしたわ、いつもいつもなにかが同時並行。。。。

次へ続く

P.S. 写真のように、二人の面接官が適宜確認しあったりアイコンタクトを取ったり、特に日本人面接官はずっとメモをしていたりするので、いちいち気になります、こわい。。。だけど笑顔でいなければいけない、そんな矛盾したこと求められても、です。。。