今頃わかった、なぜこの言葉が中国にはないのか

英語Terakoyaです。

以前中国語レッスンで、日本の高齢化と少子化の話をした時のこと。

高齢化は、【老龄化】

じゃ、少子化は?と聞くと、その言葉はない、と。

ふ~ん、と特に気にも留めなかったのですが、

また、昨日、ほかの人から
「日本の女性は子供を産みたくないの?」
と聞かれて、
いやそうじゃなくて、~~~~~~な諸事情があるからなのよ~

と猛烈に説明。

そこでとくに上海の女性だから?か疑問に思ったようで

「なんで、地方から、自分の親が子供を見るために都会の自分のとこにきてくれないの?」

と真顔で聞かれました。

本当、文化の違いですよね。

こちらでは親が地方に住んでいても、孫が生まれたら、共働きの子供夫婦のために、地方から出てきてこちらに住んで
孫の世話をする、というのはふつうのことのようです。

日本では、年取ると、みんな自分の家を離れたくないし、子供もそこまで親には求めない、

というと
「でもそれは仕方ないことでしょ?」

・・・・・

だから私は、ずっと親に頼ることなく4人を育ててきた、というとびっくりしていました。

上海の女性の環境は、日本のママたちが見たらパラダイス?なのでは。
(旦那さんが家事も率先してやってくれますしね(;´・ω・),上海に限っては)

と話すうちに、あ、そうか!まったく文化も制度も違うのだ!ということに目が覚めました。

中国に「少子化」という言葉はないわけです。

ついこの前まで一人っ子政策だったし、最近ふたりっ子政策になったところ。

出生率が増える、減る、というのは自由に出産ができる国での言葉だったのですね。

う~ん。。。。

日常を送っていると、この都会の上海では、日本と何らかわらないような錯覚に陥るのですが、目に見えないところで
いろんな制限があるのですよね。。。。

昨日も、農村部での留守児童の深刻な状況の記事を目にしました。。。
都市部に出稼ぎにきている人たちは
身近で働いているのですから、遠い世界の話ではないのです・・・・

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